メルマガ9に被爆医師として現在まで活躍中の肥田舜太郎さんが
、内部被爆の怖さと、内部被爆が避けられないものとなった日本で、ではどのようにして生きていけばいいのかについて語っている。
被爆はさけられないものとして、健康に長く生きるのだと気概を持って生きる… 確かに説得力もあるし、本当にそうすることしかできないのだろう。それにしても、なんという国にしてしまったのだ。
肥田氏
「広島を経験した医者として、ああ、怖れていたことがついに起こってしまう、と思いました。放射線によってすぐに何万人が死ぬということではありません
が、子どもも大人も放射線を出す物質が身体の中に入ったわけですから、これから何十年に渡っていろいろな病気が出てくるだろうということです。事故後1年
から、集中して出てくるのは3年から5年ほど経た頃だろうと考えています。この私の計算は、広島や長崎の被爆者を診てきた経験によるものです。今回の原発
事故で出てきた放射線は、原爆のものと同じですから、同じようなことが起きて不思議はないと思います。これから起きるべき事態に対して政府は慌てずに対応
できるよう、医療体制をちゃんと作っておかなくてはなりません。そして医者も患者をちゃんと診療できる力をつけておかないといけません。慢性被曝の症状を
前にして、何だかわかりません、というのでは広島や長崎の時と同じことになってしまう。原爆の被爆者はどこの病院に行っても「病気じゃありません」と言わ
れ、それで理由もわからないまま、多くの人が苦しみまた死んでいったのですから。…」